つんどく君のつまみ読み

何冊もの本を床に積み上げて、同時並行で少しずつ読んでいます。印象に残った言葉などを記録していきます。

『思考の整理学』(外山滋比古著、ちくま文庫、1986年)

・昔の塾や道場では、すぐに教えない。秘術は秘す。漢文を素読し、意味は教えない。→学習意欲が高まる。

・いまの学校は教える側が積極的すぎる。親切すぎる。→学習者を受け身にする。

・既存の知識は、編集によって、新しい、まったく違った価値のあるものにすることができる。

・一見、とうていいっしょにできないような異質な考えを結合させると、奇想天外な考えになることがある。

・思考の整理とは、いかにうまく忘れるか、である。→睡眠・場所を変える・別の活動をする・汗を流す・散歩

・ほんとに興味のあることは忘れない。

・三上・三中(いい考えが浮かぶところ)

 馬上(通勤電車)・枕上(寝起き)・厠上(トイレ)

 無我夢中・散歩中・入浴中