つんどく君のつまみ読み

何冊もの本を床に積み上げて、同時並行で少しずつ読んでいます。印象に残った言葉などを記録していきます。

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか』(紺野大地・池谷裕二著、講談社、2021年)

・2020年から内閣府主導で始まったプロジェクト「身体的能力と知覚能力の拡張による身体の制約からの解放」では、脳と機械を直結させるBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)研究を通じて、「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放され…

『高校生からの読書大全』(齋藤孝著、東京堂出版、2022年)

・本とは、優れた先人たちが言葉により思考し、形成した精神の世界を、言葉により描出した世界。私たちはその本を読むことによって、先人たちの思考を自分の血肉としていく。 ・さまざまなジャンルの本を読み、読書体験を積み重ねていけばいくほど、“精神の…

『思考の整理学』(外山滋比古著、ちくま文庫、1986年)

・昔の塾や道場では、すぐに教えない。秘術は秘す。漢文を素読し、意味は教えない。→学習意欲が高まる。 ・いまの学校は教える側が積極的すぎる。親切すぎる。→学習者を受け身にする。 ・既存の知識は、編集によって、新しい、まったく違った価値のあるもの…